食糧自給率1200%という豊かな土壌、北海道十勝。 なまら十勝野はその広大な十勝平野にある 肥沃な十勝平野で育んだ、とっても美味しい野菜を全国の皆さんに届けたい。そんな意味が込められています。 1軒当たりの耕地面積はおよそ30ha。13軒合わせると400haにもなります。 十勝を代表するスイートコーンやジャガイモ、小麦、ビートなどのほかユリ根やパプリカなど様々な野菜作りにチャレンジしています。 「安心・安全・美味しい」を当たり前基準とした上で私たちが目指すのは”未来に繋がる農業”。つまり、生業としての農業です。 いい畑、いい野菜、関わる人すべてが実験になれるいい環境づくりを進め、生業となる農業そのものを次世代に繋いでいく。それが、私たちのミッションです。 |
大事な身体と心を育む農作物、「安心・安全」であることは大前提。 私たちは「美味しさ」も当たり前にしようと決め、独自基準を設けました。 ①微生物を守るため、土地消毒をしない。 なまら十勝野の畑の中には元気な微生物たちがいっぱい!それぞれの微生物の個性を生かすと野菜は栄養をぐんぐん吸収して育ちます。過剰に肥料をやらなくても元気な作物ができる土壌は、 エグミを残さない引き締まった野菜を育てます。大切な微生物たちを守るために、私たちは土壌消毒をしません。 ②農薬や化学肥料は必要最小限とする。(一部の野菜は特別栽培基準を満たしています) 限りなく山に近い畑づくりをして、土の中の微生物を元気に活性化させる。 冬は雪を布団がわりにして畑を休ませ、土壌を浄化する。 自然のサイクルを生かせば、農薬や化学肥料は必要最小限に抑えられます。 |
③メンバー全員がJGAP認証を取得して、安全を"見える化"する。 JGAPとは農作物の安全と環境保全、持続可能な農業経営を確立している農場に与えられる認証のこと。言葉だけではない「安全」のために、メンバー全員が認証を取得するよう勧めています。 また、「安心」のために私たちの活動を積極的に発信していきます。 ④健康な野菜作りの研究・実践を続け美味しさを追求する。 一口に「美味しい」と言っても、味覚や好みは人それぞれ。 なまら十勝野は「栄養価が高く、健康である」ことを美味しさの定義としました。 微生物、植物、土のことを日夜研究し、実践。 定期的に勉強会を開き、メンバー全員で美味しさを追求しています。 ⑤持続可能な農業にする。 時代の変化にぶれない強い農業、生業として続けられる農業とは何か。それは単に経営を見直す、美味しい野菜を作る、というだけではなく、 "農業そのもの"のイメージアップも必要なのかもしれません。 食の土台としての農業、経営としての農業、職業としての農業。様々な面から農業を考え、持続可能な農業を実践していきます。 |